Circus Maximus : Nine レビュー

アルバム「Nine」

確かノルウェーのバンドCircus Maximusの2012年作。3作目

このアルバムが発売された後あたりに日本のLoud Park 2012に参加し、日本での知名度を上げた

パフォーマンスに当たってメンバーが各々の日本でライブすることがどれだけ嬉しいか語っていた

次回作「Havoc」のDeluxe Editionにそのときのライブ音源が収録されていることからも鑑みて、思い出深いステージになったのではないか

なんだか嬉しい

本題に入ってこのアルバム、コンパクトに要領よくまとめた曲が多い印象。プログレメタルというよりはちょっと技巧派のメタルバンドな感じだ

そんな中で堂々たる風格を示すのが2.Architect of  Fortune

10分越えの大作で、イントロの重厚なリフが印象的だ

最もヘヴィで、それに対比して美しい歌メロ、綺麗な歌声

プログメタルの名曲の仲間入りだ

10曲目:Last Goodbyeも儚げだがポップで明るい曲。タイトルから察するにお別れの曲な気がする

別れといっても永遠の別れとか死別という感じではなく出稼ぎの別れや上京の別れと行ったプラスのイメージ

アルバムの最初と最後が気持ちいいのですらっと聴ける。中毒性があり繰り返し聴いてしまう。耳あたりもいいし